1999/10/20 日記

日時 1999年10月20日 天候 晴れ(微風)
場所 名子 筏 メンバー ASTRO SARU

 さて今回は・・・約2年ちょっとぶりの筏・・・。
前々から、SARUと約束してあったんで、9月17日にSARUが5枚(聞くところによると20cmなかったらしい・・・^-^;)釣ったという、通称敦賀半島名子前の筏に乗ることとなった・・・。
午前4時出発で6時には筏の上・・・の、予定やったんやが、途中滋賀県内で365号線が事故のためUターン(`_´メ)。若潮屋に着いたのが6時になってしまった(i−i)。

若潮屋では、いつもの紀州釣りと同じ配合でダンゴを準備、もちろんSARUも同じ。 ただ、遠投しなくてもいいんで、砂を多めに、ヌカはバラケのよい古いヌカを準備しとくあたり、さすがわしやネ!(^∇^)・・・どや?タメになるやろ?(爆) で、サシ餌はというと・・・、わしは、シラサエビ・アオイソメ・サナギの3種。
SARUは、オキアミ・アケミ貝の2種。
どうもわしは、アケミ貝ってぇのが信用できんのでパス!。
フフフ・・・エサトリをかわす方法は、紀州釣りで充分学んだんでネ・・・(^∇^)
ってことで、中年2人が腰をトントンしつつ車に乗り込み、いざ渡船屋の『夢芝居』へ!

普段、手の浦や立石漁港、水晶浜に行く時に通る道・・・。
それでも地図を書いてもらったりしてたりして・・・^−^;
本日は、快晴・微風、おまけにベタ凪・・・潮?んなもんは知らん!!
『おー、ええやんかっ!このロケーション!』
「な!なかなかええ感じやろ?」
・・・SARUは何回も来ている・・・
『で?水深は?』
「・・・・・・」
『ん〜?聞こえんぞ?』
「・・・・・・」
だみだ、こりゃ!┗(-_-;)┛

民宿兼渡船屋の『夢芝居』で手続きを済ませ・・・安いよ!ここは!2000円!・・・船に乗り込むとわずか2〜3分で目的の筏に到着。先客は4人。SARUが前回釣った場所は当然のごとく空いていない。
船頭さんに、
『こっち側でも釣れる?』
「ん〜まぁ〜・・・最近は・・・釣れる・・・よ」
と、なにやら歯切れが悪い・・・怪しいな・・・(`_´メ)
でもわしの直感で、東向きよりも西向きに釣座を構えることにした。
海を覗くと・・・いっぱいおるおる!
・・・アイゴがはよ食いもんよこせ!とばかりにこっちを見てやがる・・・(`_´メ)・・・。

 準備を整え、ポイントを作るために、まずは特大のダンゴをポイっと・・・!?
・・・うぎゃぁ〜!ダンゴが沈まへん!まってましたとばかりにアイゴの大軍が押し寄せ、ダンゴが胴上げされとる・・・。
んにゃろー!今度は思いっきりダンゴを硬く握り再度投入・・・どやっ!?
沈むには沈むが、アイゴの大軍も追いかけて海中深く潜っていくしぃ〜(i−i)。
予想を上回る凄さにちょっくらびっくらこいたが、わしは負けへんでぇ〜!!

しばらくすると、背中側で【ボラ】が上がる・・・また上がる・・・まだ上がる・・・。
やばっ!今度はこっちにきやがった!わしにもSARUにも【ボラ】が・・・(▼▼メ)

ちょっとここから真面目に・・・
わしの仕掛けは、安物先調子1.6mの竿にチヌマチックEV。ミチイトは、落とし込みライン蛍光オレンジの2号。ハリス1.7号をちちわ結び、針はオキアミチヌケン付きの3号金、ガンダマ2Bを針上20cmに・・・という筏師が見たら怒られそうな仕掛け・・・^−^;。
2年ぶりの筏といっても、以前は釣りを始めて2年目に訳の分からないまま3回乗っただけのど素人。
だから実質今回が始めてみたいなもんなんじゃ・・・^−^;。
で、今回学習したことは・・・、
@ダンゴが割れる前のアタリは、ボラ。
Aダンゴが割れて底を切ると、エサトリのカワハギ・フグ。
・・・!!・・・ということは、紀州釣りといっしょやんか!!
ガッハッハー!もらったゾ!この勝負!?
このあとわしは、ガンダマをBに替え、ガンダマで底をとる這わせ£゙りにチェ〜ンジ!
よ〜するに、竿にテンションをかけんことによって、サシ餌が浮き上がるのをふせぐ釣り方やネ。
ダンゴの割れる瞬間は、ウキがなくても、すぐ目の前やしミチイトの張り具合でなんとかわかるし、なんといっても毎回使っている自前のダンゴ。
そして、サシ餌もシラサエビ→アオイソメ→サナギとローテーションして使うことにした。
さらに!!ダンゴが割れたら、すかさずサシ餌を30〜50cm横に移動する!という芸の細かさ!!
(^∇^)
どや?またまたタメになるやろ!?(爆)

ここからは、いつもどおりに・・・
何回かのローテーションを繰り返して、アオイソメの時・・・
ダンゴが割れたあとサシ餌が浮き上がらないように注意しながら30cmほど左にずらしたら・・・穂先が5cm押え込まれる。
『アオイソメやし、エサトリが先っぽをかじっとるかもしれんでな』・・・
などと独り言を言いながらしばらく待ってみる・・・。すると、もう一度かすかな押え込みが・・・。
ここで、きいてみる{釣りの専門用語やぞ、SARUに何か聞いたんとちゃうぞ}。
すると、完全に穂先が押え込まれた!。
『よっしゃ!』竿を立てる!クンクンという引きや、チヌっぽいけど、アイゴやったら恥ずかしいんでしばらくだまってやり取りしよ〜っと!^−^;
・・・首振りが感じられたんで、『きたゾッ!』っとSARUにアピール。
ん??なにやら他人の視線も感じるぞ〜・・・。
パシャっと顔をあらわしたのは、紛れもなくクロダイ!・・・ふぉふぉふぉ・・・(^○^)
抜き上げてメジャーを当ててみると、26cm・・・^−^;。
『どや!』
「・・・・・・」
『そか!』・・・(^◇^;)ゞ

『底の方のエサトリが多なってきたで、底を10cmぐらい切ってエサトリでも釣ろ〜っと!』
・・・んが、これは↑の考え方が合っとるかの確認のためやもんね〜っだ!
案の定、カワハギ、クサフグが釣れてきた・・・(^∇^)。
『うっし!間違っとらんなっ』
確認ができたんで、再び這わせ釣り・・・。
『おっ!きた!・・・けど、カワハギか、アイゴかなぁ?』
ゲ!チヌや!・・・間違うなってか??
今度は、シラサエビの番の時、23cmのクロダイを追加。
またボラがアタリだし、ダンゴも底を尽いてきたんで、一足お先にわしは14時にチヌ釣り納竿。

 SARUはまだまだ頑張るようなんで、わしは五目筏の方に移動し(ヒョイっと飛び越えて、隣に移るだけ)、サビキを準備。
アオリイカを釣らなかんもんね〜・・・まずはアジの確保じゃ。
さ、準備もできたし、チャッポ〜ン・・・ぎょへぇ〜(ーー;、こっちにもアイゴ軍団が!・・・。
これじゃぁアジがいるタナまで届かんがな・・・(-"-)
『ちょっくら投げてみるか・・・』とチョイ投げを準備して、アオイソメでぶっこんでみる・・・。
しばらくやってもアタリなし。
今度は胴突き2本針。
・・・カワハギ、そしてチヌ。・・・・・ん?チヌゥ〜??
そう、じつは3枚目のチヌは、お遊びで垂らしておいた胴突き仕掛けにかかっちまったのじゃ!?
(^◇^;)ゞ
この時、すでに帰りの支度を始めていた他の釣り人たちの視線が一斉にわしに向かって突き刺さってきたのは、言うまでもない・・・(^◇^;)ゞ・・・あ〜怖かった・・・。
しかもこれが一番でかく、27cm・・・(^◇^)・・・ギャハハー!

 結局アオリイカは狙えずじまいで、本日の釣り終了・・・。
 17時納竿・・・。
 
 帰り際に夢芝居のオヤジに聞いてみたら、前日2日間は全く釣れてなかったんやって!・・・なんじゃ、そりゃ?
今日もわし以外では、カセで1枚だけ・・・(-"-)
そんなもんなんかぁ〜!?この時期って!?

帰りの車の中で、SARUが“リベンジ”と呟いたのをわしは聞き逃さなかった^_^;

  次は、越前じゃぁー!(^^)v    【ASTRO】

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