1999/03/20〜21日記

日 時 1999年3月20〜21日 天  候 曇のち小雨(あられ混じり)冷たい南風
場 所 敦賀鞠山フェリー乗り場基部テトラ帯 メンバー ASTRO KAN KOBA

ASTROさんの息子さんの高校受験も、『サクラサク』で無事に片付き、季節もいよいよ春っつーことで、そろそろ釣りの虫が騒ぎ出した3人組みが、まるで冬に逆戻りしたような(何もこんな日に好きこのんで行かんでもえ〜やね〜か、と言うくらい寒かった)3月20日に、定番の敦賀は鞠山へ釣行した。

 20日の夜11時に集合。KOBA以外は紀州釣りっちゅうことで荷物がすごく多くて車2台での出発となった。気温は低いが風も無く、曇ってはいるが雨は降っていない。絶好の釣り日和になるよ21日は。(とKOBAこと私は確信していた)
 大垣から関が原、木之本から敦賀に抜けるのに、深夜は絶対に避けたい【柳が瀬トンネル】をKANさんがチョイス。一人っきりの私はと〜っても怖かった。
(勘弁して下さいよ〜) お化けが出ることもなく深夜1時頃に敦賀に到着。
いつものように大通りの屋台のラーメン屋へ。ところが、何軒かある内で3人とも一番美味いと意見が一致したお店が出ていない!こりゃいかん。でもよ〜く見るといつも屋台が出ていたところの後ろ、昔なんかのお店だったところに店がありました。
まあ儲けてはりまんなーと感心いたしました。その店の名前は「おかや」です。
ちなみに、午前11時から午前5時まで営業!す・すごすぎる!おそれいりました。

 ラーメンを美味しく頂いた後は、午前2時ごろ情報ア〜ンド餌(お魚さんのネ)を仕入れる為にこれまたお世話になっております『若潮屋』へ。ありゃ今晩は客が少ないな〜。10目達成する為(絶対この時期無理があるとは思うが)に、若潮屋の秀ちゃんに情報を聞くと「《豆イカ》《小鮎》《わかさぎ》あたりが一番可能性高いで〜、鞠山でええよ。」よっしゃ〜心は決まった!KOBAの本日の狙いは、冷凍キビナゴで豆イカ狙いメインの、押さえでアオイソメでカレイ・アイナメ何でもど〜んとこい狙いの投げ。
あとの2人はあくまでも紀州釣りにこだわっていて、場所をどこにしようかなと考えていたところに、一人のおじさんが魚のサイズを測ってくれと銀に輝く魚を持ちこんできた。
なになに?何が釣れたの〜と覗いてみてビックリ!46cmの腹パンチヌ!
KANさんの顔色が変わり、そのおじさんへの質問の嵐。
釣れた場所は鞠山貯木場。
メバル狙いで探っていたらガツン!ときたそうだ。どれらい外道だな〜。こりゃ、貯木場へ行かにゃなるまいて、と話していたら、そのおじさんが風向きが変わっちゃったのでもうあかんて、と教えてくれた。
一同意気消沈、振り出しに戻る。結局南風の風裏だしこの時期実績のある鞠山基部テトラ帯にポイントを決めることになった。
(東○釣り○イド5月号を見てね!KANさんが記事を書いてるから)若潮屋をあとにし、途中いつものように○ーソンで人間様の餌を仕入れ鞠山に3時半到着。
 さ〜て、日の出までの2時間ちょっとしか寝れんなーと思っていた矢先、KANさんより「KOBAちゃん夜釣りやろうよー」とありがたいお言葉をかけていただいたが、いつもなら誘われなくても率先してやるところをぐっとこらえて丁重にお断りし、すぐに爆睡モードに。

目が覚めたらすっかり辺りは明るくなっていて一緒に車の中で仮眠していたASTROさんの姿もない。
し・しまった!二人にかなり出遅れた。なんとか必要な荷物を持って釣り場に入ると、既に二人は朝まずめ狙いで真剣にダンゴを投げ続けていた。
目が覚めたらすっかり辺りは明るくなっていて一緒に車の中で仮眠していたASTROさんの姿もない。
し・しまった!二人にかなり出遅れた。なんとか必要な荷物を持って釣り場に入ると、既に二人は朝まずめ狙いで真剣にダンゴを投げ続けていた。

第一弾 《豆イカ》狙い 竿は一号の磯竿、ミチイト3号、ウキ下2ヒロのタマウキ固定、0.7号の中通し錘、市販のチビイカセット、餌は冷凍キビナゴ。結果は語るまでなし!。(時間の無駄 笑)
第二弾 《カレイ》狙い またまた気持ちを切り替えて、投げ竿をセットする。久しぶりに遠投用のドデカイリールの付いているウルトラスーパーホリデースピンを取り出し25号のジェット天秤に、市販のカレイ仕掛けの2本針にアオイソメを縫い刺しして、ピッチャーKOBA第一投振りかぶって投げたー。追い風の影響だと思うが(その通り!)いつもは距離がでないのに、えらく飛んでいったっす。今日はいけるんじゃ〜・・と思ったのは最初だけ。これも語るまでもなし・・・。投げは、納竿するまで継続したけど、竿先が揺れるのは折からの強風にあおられた時だけ。アタリがないので点検のため仕掛けを巻き上げると、たまに「海ケムシ」がアオイソメを飲み込んで上がってくるだけ・・・。
第三弾 《釣れる魚》狙い もう怒った!場所を変えちゃうゾーということで基部テトラ帯に見切りをつけ、少し先端よりの整備された釣り公園の方に場所を移した。なんとかお魚さんの顔を拝まなくてはいけないという義務(?)と、風の影響も考えて必殺の『メバル針3本の胴突き仕掛け』を万能竿にセットして、アオイソメをいかにも食い気のないお魚さん達にアピールすべく豪華に付けて、際狙いでするすると落としこんでいった。
底を取りちょっとだけ浮かせて「どうせ釣れへんやろう」と置き竿にした。ラッキーストライクにジッポーで火をつけた瞬間、竿先に明かに風の反応とは違う強い意思を感じた!。次にゴンゴンときた瞬間に「ウオーリャー」とおおアワセをいれたら、懐かしい感触が手に伝わってきた。タモ入れしなあかんと思うくらいよく引いて上がってきたのは、20cmのこの辺りにしては良型のアイナメ君その人でした。でも、それっきりだった・・・。
第四弾 《小鮎》 《ワカサギ》狙い 午後1時、お年より二人は既にリタイヤして暖かい車の中で熟睡中だったが、諦めの悪いKOBAは小雨と強風という悪コンディの中で飯も食わずに孤軍奮闘していた。気が付けば釣り公園に大勢いたはずの人が、既にまばらな状態だった。しかも、ご丁寧に帰るとき「僕ら帰りますんでよかったら使ってください」と使いかけの餌を全部KOBAの所に置いていってくれるだ!。おかげで自分で準備した餌の他に『アミエビ』『石ゴカイ』などが残り、止めるに止められなくなってしまったじゃないか!。

・・・・・、結局粘ってみたもののアタリなし、おまけに強風に吹き飛ばされて海に落っこちてしまったフタをすくいあげようとタモを突っ込んだ瞬間、なんと玉アミが外れてユラユラと沈んで行ってしまった!。プッツン!、これでジ・エンド。
今日はこのくらいにしといたるわ!。午後3時納竿。
この次は絶対暖かい日に行こうネ・・・。        【文 KOBA】

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